今はAIが“似合う髪型”を提案し、“やってくれる美容師”まで導いてくれる時代。確かに便利だし、効率的。
でも僕は、それだけじゃ人をキレイにすることは出来ない感じているんです。AIRYVEIL 上原
皆さん、ChatGPTって使っていますか?
最近AI機能の発達スピードが凄まじいと思っているんですが、美容師視点で聞いてみたんです。
これから先に、流行る髪型は何?
求められる美容師ってどんな人?
なるほどー、と面白い回答が返ってきたので、今回はそのやり取りから“僕の感じたこと”をシェアしたいなと思いブログにしてみました。
よかったらご覧ください◎
AI時代に流行る髪型
ChatGPTの答え
“「素材美」へ、そして「生き方」に寄り添う髪へ。”
キーワード
「素材美」「多様性」
「ナチュラル」「個性」
こんな答えが返って来ました。
一度、過去の時代に流行った髪型に求められてきたものを振り返ってみましょう。
- 80年代は「ブローでつくる」
- 90年代は「カット技術」
- 00年代は「コテや巻き髪」
- 10年代は「似合わせ」重視
- 20年代〜現在は「映え」SNS
そして30年の未来には、
「素材美・内側からのケアの時代」
“一般の人でもYouTubeやSNSでメイク・コテ・アレンジが上手になった。
だからこそ、「本物の髪の美しさ」や「素のままで似合う髪型」が求められるようになる。
そのためのオーガニック、ノンケミカル、腸活、睡眠、メンタルケアなど「内側から整える」ライフスタイルが主流になり、
美容も外側だけじゃなく「どう生きてるか」に寄り添う方向へシフトしていくようになる。”
ChatGPTより
僕の感想
まさにそう感じています。流行る髪型は、SNSやAI画像の発展で“表面的に良く見える髪型”そんなものは誰でもできるようになりすぎてしまう。
逆に、「何を信じればいいか分からない」という問題も今現在すでに出てきています。
大切なのは、誰かの“正解”ではなく、自分の“ちょうどいい”を大切にする時代。
くせ毛も、白髪も、無理に隠すんじゃなく、どう付き合うかを一緒に考える。
そんな、その人本来の飾らない、「流行りから離れる髪型、考え方」に価値が求められていると感じています。
求められる美容師とは?
ChatGPTの答え
“「どんな技術を持っているか」よりも、「どんな人がやってくれるか」が問われる時代”
これからの時代、美容師に求められるのは、
- 「どんな髪型が似合うか」だけじゃなく
- 「どんなふうに生きたいか」に寄り添える美容師。
AIによる似合わせ髪型診断が的確になり、ヘアカラー擬似体験で似合うカラーを知ることもできます。
これらは、もうすでに行われつつあります。AIやSNSで何でも調べられるからこそ、“この人に相談したい”という信頼が価値になる。
技術を積み重ね、感性を育て、言葉と空気を大切にできる美容師は、これからますます必要とされていくはず。
僕の感想
私たち自身が良く話すことは、
・お客様に何を与えられるのか(価値)
・私たちはどうしたいのか(目的)
「AIが教えてくれた髪型、美容師」だと、似合う髪型、上手い美容師と出会える確率は高くなるでしょう。
しかしAIRYVEILでは、上原だから、tomomiだから、そう言って髪をあずけて頂ける美容師を目指していきたい。
そして“あなたらしく生きられる髪型”を一緒に考えていきたいと思っています。
AIにできることと、美容師にしかできないこと
AIにできること→「提案」
AIは“似合う髪型”を提案できる。ここは存分に力を借りていいと思っています。否定はしません。
けど、「あなたの髪質」「今の気分」「朝どれだけ時間がとれるか」までは、まだ完全には読み取れないはずです。
ましてや、
- 季節の変化
- 食生活や睡眠の乱れ
- 髪の生えクセや個の毛質
そんなことまで感じ取れるのは、やはり“人間の手と目”です。
僕はこういう考えがあります。
「髪は“身体の内側の状態”や、“生き方”の現れである。
だから、ただ“形を整える”だけじゃなく、“暮らしを整える”提案も大切にしていきたい。
どれだけAIが進化しても、「触れて、香って、感じる」この人間的な関わりは、きっと価値が残り続けると思っています。
僕のまとめ
髪の提案、似合う髪型、などの情報量はAIにできることが多いと思います、そこは美容師が多いに活用してお客様への提案に使えるとおもいます。
そして、やっぱり大切なのは、『体温を感じられるつながり』的なことだと思いました。
AIRYVEILに来て頂くお客様に、“僕たちだから”と、会いにいただけるような美容師を目指したいと思っていますし、
“未来の髪を育てる”提案をしていきたいというミッションは変わらずやっていきたいと思います。